フリー雀荘の店員は世の中で最も特殊なお仕事です
こんばんは、ヌーマンです^^
本日は総合支援資金最後の支給日でした
これで4,5,6月分で計60万円いただきました
社協の方々ありがとうございました
まだ承認されてませんが延長3カ月分もお願いいたしますw
さて、急に書きたくなったのですが、
フリー雀荘の店員って世の中の仕事の中ですごい特殊なんです
どういうことか?
雀荘の店員(通常は「メンバー」と呼ばれます)の仕事自体は、
来店客の対応したりドリンク運んだり掃除をしたりと、
普通の接客業とあまり変わらないのですが、
唯一他の仕事と違うのが「本走」という業務です
これは業務中にお客さんと一緒に麻雀を打つことになります
麻雀は4人(あるいは3人)でやるゲームですが、
お客さんだけでその人数が揃わない場合は、
人数合わせで店員が入ってゲームが途切れないようにするわけです
そう、業務中に麻雀打てる(打たされる)んですw
麻雀ほど時間の経過を早く感じられる事柄は他に無く、
打てば打つほど時間が過ぎますので、
あっという間に退勤時間になるなんてこともしばしば
いやあ、麻雀打ってるだけで給料貰えるなんて最高ですよね
しかし、これには落とし穴があるんですよw
その麻雀にかかるゲーム代(レートにより1回300~600円程度)と
勝ち負けの支払は自分で出さないといけないんです
とはいえ、自分の財布から現金を出すわけではなく、
その場はお店のお金で打つことになります
そこで減ったり増えたりするわけですが、
麻雀終って(他のお客さんが来店して交代するなど)
最終的に残ったお金をお店に戻すのですが、
それがお店の帳簿に記されます
で、この帳簿の積み重ねが月間集計されて、
それと働いた賃金が合算されたのが当月の給料となります
もし月間成績がプラスであればウハウハですが、
負けた場合は最悪給料が出ないこともありますw
働いたのに給料もらえないなんて通常ありえないですよね
それが当たり前に起こるのが雀荘メンバーのお仕事なんですw
いや、勝てばいいんでしょ?ってその通りなんですが、
これが簡単には勝てないんですよ
麻雀って多少技術もありますが運の要素が多いギャンブルです
そして、基本的に1/4の確率でしか勝てないギャンブルなんです
更に勝とうが負けようがゲーム代は毎回支払いますので、
例えば1回500円だとして月間に200回打ったとすれば、
それだけでマイナス10万円です
まあ、200回も打つ場合はフル勤務なことが多いので、
25万円程度の労働賃金は発生してるでしょうが、
その時点で自分に入ってくるのは15万円ですw
さらに15万円負けてれば相殺されて給料ゼロになります
これは少し極端ですが、
数万円しか残らないなんてことは良くありますし、
レートの高い店だったりして負けが込むとマイナスになることもあります
マイナスになった場合はそのマイナスは翌月に繰り越しですw
これでも生きていけるのは、
雀荘には寮が用意されてることが多く、
店の軽食程度なら無料で食べられたりするので、
とりあえず生きることはできるからなんですw
でも、この状態が続いた場合は大抵その人は飛び(行方不明になり)ますw
私もそんな特殊なバイトを19歳~22歳までやったわけですが、
求人広告見た時はウェイター募集程度だと思って面接を受け採用され、
働きはじめてから自分の金で麻雀打つことを知りましたw
麻雀は好きで中学から友達とやってましたが、
見ず知らずの大人と金掛けてやるなんて始めてだったんで、
初めのころは震えながらやってたのを思い出しますね~w
でも、1週間もすると慣れちゃいました
麻雀打つのも負けるのもw
1日1万程度しか貰えないのに、
勤務開始1時間で2万負けるとか普通でしたから、
金銭感覚が狂うんですw
5千円のステーキも「ラス1回分か」と簡単に注文しちゃったりw
まあ、私は最終的にはあまり打たずに全体を回すような役割になったので、
たまに打って勝ったりすればそれも上乗せされて、
大学生のくせに月給30万とかもらうこともありましたがw
まあ、そんなのは特殊で普通は適度に打って負けて、
少ない給料を貰うって感じになるわけですw
まあ、このブログを見てる方で雀荘メンバーになりたい方はいないでしょうが、
衣食住に困らなくて暇な時間がいっぱいある大学生にはおすすめです
でも、大学生で雀荘メンバーになるとそれきっかけで留年したり退学したり、
道を踏み外す人も多いので注意が必要ですw
ではでは^^